ここまで来たか。越境物流。
国境を越えた物流、海を越えての輸送となるとかなり時間かかるイメージです。
ですが今はここまで速くなっています。
生鮮品フルーツを、韓国から香港まで当日着荷。
産地の慶尚北道(キョンサンブクド)から香港にその日のうちに着くとのこと。
ちなみに旅客便でインチョンから香港まで飛ぶと3時間50分ほど。人が移動する時は空港に2時間前にいて、空港まで30分かかるとすれば、実質所要時間は6時間20分。このFedExのサービスでは貨物のフルーツが人と同じスピードです移動するということですね。
産地からの出荷額が2023年に1493億円。2013年の436億円からの大幅増に対応した形。(共に160円=1ドル換算)
このぐらいの額になると、こういう動きができるのですね。釣具市場は日本だけで2500億円。日本からの輸出額は年間462億程度(検索結果リンク)。国内市場が縮小していると言われる中、海外比率を増やしていくにはどうすればいいか。輸送をより速く出来ればもっと売れるのか?そのためにはどういう形がいいのか、釣具の商流全体を眺めながら考えてみたいと思います。